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  • 執筆者の写真茂木 敦史

エコドライブのための運転テクニック

燃料消費量の節減方法で大きなウエイトを占めるのが運転テクニックです。

もちろん、エコドライブとしてだけでなく安全運転においても、運転のテクニックは非常に重要です。

トラックドライバーとして活躍するために、エコドライブな運転方法を学びましょう。

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おだやかな発進と加速

車両をスタートするときの急発進、急加速は、必要以上にエンジンの高回転域を使うことになり、通常の走行に比べて著しく燃費が悪くなります。

要は、ゆっくり加速し早め早めにシフトアップしていくことです。

エコドライブの基本は、エンジンの回転数を必要以上に上げないで走行することです。

ディーゼル車は、低回転域により大きいトルクを設定できるため、ガソリン車などに比べて重い荷物を積んでもエンジンの回転数を上げずにスムーズな発進、加速が可能です。

シフトアップは早めの一段上のギアが常識

低速ギアのままでスピードを上げていくと、エンジンの回転数がどんどん高くなり、その分燃費が悪くなります。

もし、大型車が5速でなく4速で、中・小型車が4 速でなく3速でというように、一段下のギアに落として走行したとすると、燃費はそれぞれ20 〜40%も悪くなります。

シフトアップ操作は、素早く行えばシフトアップ時の瞬間の速度は維持されますが、現実には若干速度が低下するのが一般的です。

そして、シフトアップ操作が遅いとエンジン回転数と車速の落ち込みも大きくなるため、次のシフトアップ・ポイントまでアクセルペダルを踏み込むため燃料を多く使うことになります。

従って、素早いシフトアップ操作も燃料消費量を減らすためのポイントとなります。

シフトアップのタイミングや操作を早めに行い、エンジン回転数をおさえて、かつ、できるだけ高速段のギアを使用して走行するようにしましょう。

定速走行の励行

アクセルペダルとブレーキペダルをパタパタさせるような波状運転(加減速運転)は、定速走行と比べて燃費が非常に悪くなります。

走行中は無駄な加減速をやめて、できるだけ速度を一定に保つような運転をするように心掛けます。

ただし、道路や交通の状況(坂道、交通流)によって定速走行が難しい場合には、無理をして速度を一定に保持する必要はありません。

先をよく見通して加速・減速を繰り返さないで済むように、安全な車間距離を保ち、定速走行に心掛けます。


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エンジンブレーキの多用

ディーゼル車の特性の一つに、走行中にアクセルペダルを離しエンジンブレーキの状態になると、エンジンヘの燃料供給はカットされ、無噴射状態となります。

この状態では、燃料は消費せず、車は惰力だけで走行することになります。

このエンジンブレーキの状態での惰力走行をうまくとりいれて走行することが、エコドライブにつながります。

また、工キゾースト(排気)ブレーキやリターダーなどは、降坂路や高速走行からの減速などで補助ブレーキとして大きな効果を発揮するものですが、ブレーキの効きが良くなることから通常の市街地でもスイッチを入れたままで走行しているドライバーが散見されます。

補助ブレーキの入れ放しはアクセルを離すたびに減速してしまい、もとの速度に戻すのに余分な燃料を消費してしまいます。

平坦路でむやみに使用すると、波状運転になりやすく燃費を悪くする原因になります。

こうした補助ブレーキは、道路や交通状況によって、スイッチをこまめに切り替えるように指導します。

下り坂や信号の手前では、早めにエンジンブレーキを使って、減速しながら必要最小限のフット・ブレーキをかけることがエコドライブのコツです。

なお、クラッチを切ったり、ギアをニュートラルにして走行すると、アイドリング状態(燃料は噴射)となるうえ、エンジンブレーキもきかない状態になってしまいます。

従って、ギアをニュートラルにしたり、クラッチを踏み込むのは、停止する直前まで待つようにします。

エコドライブはディーゼル車の特性をよく理解して、エンジンブレーキを多用するようにしますが、エンジンブレーキに加えて、工キゾースト(排気)ブレーキやリターダーなどの補助ブレーキをうまく活用することもポイントになります。

安全でエコドライブに適した運転テクニックをマスターし、トラックドライバーの一員として活躍しましょう。

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