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  • 執筆者の写真茂木 敦史

トレーラの事故防止策

今回まとめた内容はトレーラについてではありますが、トラックにも繋がる部分は多々あります。

トラックドライバーの一員として、しっかり確認しましょう。

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【トラクター・トレーラの車両特性】

1、カプラーによりトラクタとトレーラがつながっていること

車両全体が一般単車トラックに比べて長いです。

旋回時、トレーラによる内輪差が一般単車トラックに比べると非常に大きいです。

2、トラクタとトレーラの動きは基本的には別々であること

加速している時はトレーラを「引いている状態」になり、減速しているときはトレーラに「押されている状態」となります。

旋回時の遠心力も別々に働きます。

3、高速運転時には連結車両独特の異常現象が起きやすいこと

急ハンドル、急ブレーキ、急旋回により「ジャックナイフ現象」「トレーラスイング現象」などが起きることがあります。

【車両特性と横転事故防止】

上記[2]により起きる[3]の異常現象、そして異常現象による横転を防止しましょう。

連結車両は二人三脚のように独特な動きをします。

特徴

旋回時の遠心力がトラクタとトレーラが別々に働きます。

車両横転事故防止のための運転操作

【車両の横転につながる急旋回、急ハンドル、急ブレーキなど「急」がつく運転操作をしないために】

1、道路の状況を把握しましょう

走行するカーブの状況、下り坂の長さ・傾斜、路面の状況などを予め把握しましょう。

2、車間距離を保ちましょう

高速道路、トンネル、雪道などを走行する時は十分な車間距離をとりましょう。

3、信号の切りかわりを先に読みます

交差点、踏切の信号の切りかわりを予め予測して無理に進入、通過することなく停止するようにしましょう。

4、先行車と対向車の行動に注意します

先行車の車線変更・減速あるいは交差点での右折対向車に注意しましょう。

5、歩行者、自転車、バイクの行動に注意しましょう

自由気ままに動きやすい歩行者等とは、間隔を開けるか、減速して安全確認を行い通過しましょう。

運行における「優先意識」を排除することが大切です。

危険予知が横転事故防止の基本の構え

以下の場面ではとくに、一手先を読むようにしましょう。

  1. 道路の状況

  2. 車間距離

  3. 信号の切りかわり

  4. 前車の行動

  5. 歩行者、自転車、バイクの行動

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交差点通過時の事故防止

【事故防止の基本】

交通が集中する交差点の事故は重大事故となるので細心の注意をはらうようにしましょう。

トレーラの場合、車長が長いので通過時の速度、旋回、間隔、死角に注意します。

【左折時の事故防止】

先行車が横断歩道の手前で急停止することがあるので、車間距離、速度に注意しましょう。

対向右折車との衝突に注意しましょう。

【右折時の事故防止】

対向の直進車、右折車に注意しましょう。

対向右折車が一時停止しているときは、その車両による死角ができるので、死角から突然出てくる車両に注意します。

【直進時の事故防止】

先が渋滞等の場合には、交差点にそのまま入ると、途中で停止したり、他の車両の進路を妨害するおそれがある時は交差点に入らず一時停車しましょう(右左折の場合も同じです)。

交通事故防止の約半分は交差点が関係しているのです。

雨天・降雪時の事故防止

【事故防止の基本】

雨天・降雪時の急ブレーキ、急ハンドル、急旋回は禁物です。

安全に通過できる走行路を選びましょう。

スリップしやすい道路では制動する時、小刻みにブレーキをかけるポンピングブレーキやエンジンブレーキを使いましょう。

雨天・降雪時のタイヤと路面の摩擦係数は小さくなり、滑りやすくなります。

【雨天時の事故防止】

雨天時は視界が悪くなり、前車を確認できる距離(視距)が短くなるので、速度を控え目にするようにしましょう。

【降雪時の事故防止】

通常道路の運行速度よりもギヤを一段下げて走行しましょう。

カーブにさしかかったら低速、低速ギヤで走行します。

後輪がスリップしはじめたらスリップした方向にハンドルを切り、エンジンブレーキで減速します。

濡れた舗装道では速度が高いほど摩擦係数は小さくなるのです。

各事故防止策は、トラックやトレーラ内に積まれている荷物の有無などを合わせ、さらに考察してみることが必要です。

トラックドライバーとして慎重に運転を行いましょう。

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