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  • 執筆者の写真茂木 敦史

トラック積荷の押さえるべきポイント5

積荷がある際はとくに、トラックの運転には十分注意しなければなりません。

安全運転を心がけるトラックドライバーの皆さんはご存知かとは思いますが、振り返りの意味を兼ねて一緒に確認していきましょう。

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走行中のハンドル操作

過大なハンドル操作を避けましょう。

トラックの運転中、ハンドルを切る場合、そのときの走行速度、道路の状態、貨物の積載状態などの条件の変化により、ハンドルの切り方によっては、事故の原因となるので注意が必要です。

走行中に過大にハンドルを切ると、積荷は自動車が曲がろうとする方向とは反対の方向に飛び出そうとします。

自動車の速度が速くなればなるほど、また、ハンドルの切り角が大きくなればなるほど積荷の飛び出そうとする力(=質量×加速度)は大きくなります。

車速によってハンドルの切り角に限界があるので、車速が速くなるほど切り角を少なくするなど、十分気をつけましょう。

とくに車種を乗り換えた場合には注意を要します。

空車、積車状態によって、過大にハンドルを切ったとき異常走行することがあるので、道路、積荷に応じた速度で走行しましょう。

荷の重心が荷台後方になればなるほど条件が悪くなるので慎重なハンドル操作を必要とするのです。

車線を変更するに当たっては、後続車や側方車、対向車などの状況をよく確認して過大なハンドルを切らないようにしましょう。

とくに高速走行中は、過大にハンドルの切り返しをしないようにします。

走行中のブレーキ

急ブレ−キをかけないようにしましょう。

積荷を積載し、急ブレーキをかけると、積荷はそのまま前の方に移動しようとします。

その結果、積付け・固縛が不良の場合は、荷崩れを起こし、運転席をつぶしたり、積荷を落下させたりすることがあります。

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ハンドルを切りながら急ブレーキをかけた場合

車種が小型になるほど不安定となります。

同じハンドル切り角であっても、空車の方が回転半径は大きくなり易いのです。

車線を変更する際は、後続車や側方車、対向車などの状況を十分に確認し、みだりに急ブレ−キをかけるような運転はしないようにしましょう。

空車時、濡れた路面でハンドルを切りながら急ブレーキをかける場合

雨などの降り始めは、とくに摩擦抵抗が低下しスピンし易いので、急ブレーキをかけると危険です。

車種が小型になるほどスピンし易いです。

標準積載の場合はスピンしにくいが、旋回しきれず回転半径が過大になることがあります。

とくに4トン以上のトラックは空車走行時に急ブレ−キをかけると後輪がロックし易く、路面との接触を断続的に失うため、それだけ制動距離が長くなります。

固縛状態の確認

走行途中で固縛状態を必ず点検しましょう。

走行中、道路の状況、運転操作などにより積荷は常に移動するので固縛ロ−プや当て物等がゆるむことがあります。

このため荷崩れを起こしたり、落下事故を発生させたりするので、十分注意しましょう。

注意事項

荷崩れしやすい積荷は、積載して出発後わずかな走行でロ−プがゆるむ場合があるので点検しましょう。

高速道路では2時間(以内)走行ごとに、安全な場所(サ−ビスエリア、パ−キングエリア等)に車を停めて、固縛状況をよく点検しましょう。

一般道路では4時間(以内)走行ごとに、安全な場所に停車して固縛状態を点検しましょう。

高速道路走行での注意事項

荷台の前部に隙間をつくらないことが大切です。

荷台前部にシートやロープ、当て板などの用具を無造作に置いて積荷すると、急ブレーキをかけた場合、積荷は慣性に押されてキャビンの方に崩れてきます。

鋼材、木材等の重量物の場合は緩衝材をしっかり当てるか、または、衝撃に耐えるスタンションや補強枠を準備し、かつ、ロープでしっかり固縛しましょう。

平ボデー車では、シート掛けの前または後にロープ等で必ず積荷を固縛しましょう。

幌型やバン・ウイングでも、ラッシングレール等を用いて荷崩れ防止措置を施しましょう。

高速道路等での車間距離は、自動車の速度の数字をメ−トルで表した値が望ましいです。(例えば80km/h のときは80m)

無理な追越しや割り込みをしないでください。

車線変更をするときは、右後方の自動車の動きに十分注意をするとともに、追越し車線へ徐々に移行します。

横転事故は、カーブの連続で右カーブから左カーブになるS字において、左カーブでの転倒が多いです。

これは、重心の高い荷物を積載した車が、前の車を追い越しする時、右カーブで“追い越し車線”に出て追い越し、左カ−ブで“走行車線”に入ろうとした場合に多く発生しているので、速度のコントロールに注意しましょう。

ハンドル操作やブレーキのタイミングなどに気をつけて、安全に走行しましょう。

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